今年度も電子スピンサイエンス若手研究会を以下の要領で開催いたします。
今回は若手研究者3名による講演と質問会・研究室見学を予定しています。
スピン科学やESRの分野に関わっていない方の参加も歓迎いたします!
ESRだけでなく、電子スピンサイエンスに関して幅広く勉強したい方、研究の進め方や実験や解析に関わる技術的な部分の理解を深めたい方、素朴な疑問を解決するためのヒントがほしい方など、多数のご参加をお待ちしております!
教授・准教授等ベテラン研究者の前では聞きにくい超基礎的な内容(高校・大学講義レベル)から、本格的な実験技術・解析技術まで、若手研究者や学生が研究を進める上での素朴な疑問や不思議を解決できる場にしたいと考えておいます。これにより、参加者の皆様が電子スピンサイエンスに関する幅広い素養を身に付け、今後の研究等に役立てる機会にしたいと考えています。
また本研究会は京都・同志社女子大学で開催される第22回ESRフォーラム研究会に合わせて開催しますので、そちらへのご参加も合わせて検討いただけますと幸いです。
場所:京都工芸繊維大学 松ヶ崎キャンパス 創造連携センター プレゼンテーションルーム (懇親会は,同学内KITプラザ)
https://www.kit.ac.jp/uni_index/access/
<講演リスト>
活性酸素の分析や応用について
<講演内容>これまでの活性酸素の分析法に関する研究を応用例等を交えて今後の応用的な部分までを織り交ぜて(理屈や理論を少なめに)柔らかい内容で話す予定です。
流通型スピントラッピングESR法による短寿命ラジカル種の検出と反応機構解析
<講演内容>流通型ESRを応用して、溶液中だけでなく気液間や固液間のラジカル反応について研究しています。
超高分解能分離に基づいた金属クラスターの精密合成とその評価
<講演内容>・クラスター研究の基礎的概念
・これまでの成果(主にHPLCを使った分離技術の確立と、分離したから可能になった研究など)
・クラスター研究の今後
<関連情報>
本研究会開催の翌日2018年7月21日(土)に,同志社女子大学にて,「第22回ESRフォーラム研究会」が開催されます!
若手研究会と合わせてのご参加をお待ちしております!
詳細は下記リンクまたはお知らせ記事をご覧ください!